85歳男運転の事故 重体の高1女子生徒が死亡

 前橋市で85歳の男が運転する車が女子高校生2人を相次いではねた事故で、重体だった2人のうち1人が死亡しました。

 先月9日、前橋市の県道で川端清勝容疑者が運転する車が暴走し、自転車で通学中だった女子高校生2人がはねられ、ともに意識不明の重体となりました。警察によりますと、最初にはねられた前橋高校1年の太田さくらさん(16)が先月31日午後6時すぎ、前橋市内の病院で亡くなりました。死因は低酸素脳症でした。もう1人の女子高校生(18)は意識が回復したものの、引き続き病院に入院して治療を受けているということです。